キルティングネイルのやり方講座!簡単ぷっくりアートでおしゃれなセルフネイルにチャレンジ
キルティング生地のようなぷくぷくとした立体的なフォルムで、女性らしさを演出してくれる『キルティングネイル』。シンプルかつユニークな見た目で、いろんなネイルデザインとも相性がいい人気のネイルアートです。
この記事では、大人可愛いキルティングネイルの簡単なやり方や、おすすめのデザインをご紹介します。初心者の方に起こりやすい失敗例や、その対処法もまとめてお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Index
【セルフネイル】簡単キルティングネイルのやり方
【Q&A】キルティングネイルの失敗例と対処法
ぷっくり感が魅力のキルティングネイル|おすすめデザイン集
上品なキルティングネイルで、セルフネイルを格上げしよう
【セルフネイル】簡単キルティングネイルのやり方
Photo by instagram @__prece_miki
キルティングネイルは一見すると複雑な作りですが、正しいやり方と注意点を押さえればセルフネイルでもキレイな模様を作れますよ。
まずは、キルティングネイルを作る際に必要なアイテムをご紹介します。
必要なアイテム
- ベースジェル
- お好みのカラージェル
- マットジェル
- クリアジェル
- トップジェル
- ブラシ(ライナー/ラウンド)
- 飾り用のブリオン
- LED/UVライト
クリアジェルは、立体感を出しやすいやや粘度のあるタイプを用意しましょう。ネイルタウンの「アイシングジェル」は固めのテクスチャーで、キルティングネイルにも最適なアイテムです。
飾りは今回ブリオンを使用しますが、小さめのストーンやパール等でも可愛く仕上がります。理想のデザインに合わせてお好きなものを用意してください。
立体的なネイルアートが簡単にできるアイシングジェル。攪拌不要なので、気泡が入りにくいのも嬉しいポイントです。
やり方①ベースカラーを塗布する
通常通りプレパレーションを行い、ベースジェルを塗った状態からスタートしましょう。
はじめに、キルティングネイルのベースカラーを爪全体に塗布し、LED/UVライトで硬化します。このあとクリアジェルを重ねて立体的な模様をつけていくため、必要以上の厚みが出ないように、薄く均一に塗ることがポイントです。
ベースジェル (irogel) コンテナ型 ベースジェル 約3g
¥418
従来のベースジェルを見直し改良、さらに密着性を高めることで持ちが大幅UP!
粘土を強めに調節したことで操作性がさらにUPしながれにくい!
密着性・操作性がUPしたことでアートの持ちが長くなり、リフトしにくいベースジェルが完成!
ネイルタウンで定番人気のベースジェル。質感や持ちがよく、ジェルネイルのカラーやデザインをキープしてくれます。
やり方②ブリオンを等間隔に配置する
続いて、キルティング模様のラインをイメージして、交差する部分にブリオンを等間隔に配置します。LED/UVライトで硬化するまで何度も微調整できますので、全体のバランスをしっかり確認してくださいね。
ブリオンのように小さいものなら、ベースジェルやクリアジェルで接着可能です。
メタルブリオン -マイクロタイプ- 極小サイズ 約0.4mm 約2g入り
¥213
繊細なアートにピッタリ!
約0.4mmの上品さのある極小メタルブリオン
ライン状に並べたり、ストーンアートの隙間を埋めたり、ドット状に付けたり多様な使い方ができる、持っていて損なしの万能アイテム!
ネイルはもちろん、レジンなどのハンドメイドにも◎
様々なアートに合わせやすい5色展開
上品な印象で使える極小サイズのブリオン。埋め込みも簡単で、使い勝手のよいネイルパーツです。
やり方③マットジェルを塗布する
クリアジェルで立体感を出す前に、一旦マットジェルをブリオンの上から薄く塗り、全体のツヤを消します。ベースがツヤツヤのままだと、クリアジェルをのせたときに、境界線が曖昧になってしまうためです。再び硬化した後、未硬化ジェルが残る場合はジェルクリーナーで拭き取ってください。
最終的にはツヤのあるキルティングネイルに仕上げていきますが、マットジェルのひと手間でこの後の作業がスムーズになりますよ。
とろみのある粘度がちょうどよいマットトップジェル。ノンワイプタイプで拭き取りがいらないので便利です。
やり方④クリアジェルでひし形のフレームを描く
次に、クリアジェルをライナーブラシにとり、ひし形のフレームを描きましょう。先に置いたブリオンがガイドになるため、ブリオン同士を直線で結ぶだけで、簡単にキレイなラインを描けます。すべてのラインが描き終わったら再度LED/UVライトで硬化してください。
模様を描く際は細かい作業が多いため、ライナーブラシはできるだけ細くて使いやすいものがおすすめですよ。
irogel キャップ付きジェルブラシ [全4種/オーバル・フラット・フレンチ・ライナー]
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irogel完全オリジナル『ジェルネイル用ブラシ』
使いやすさを追求し、毛の長さや厚みを何度も改良。
持ち手の部分がピンクで可愛い♪
嬉しいキャップ付き◎
初めてでも描きやすい、細めで短いタイプのライナーブラシ。保管に便利なキャップ付きです。
やり方⑤ひし形の中心にクリアジェルを立体的に盛る
先ほど描いたフレームの中をクリアジェルで埋めて、立体感を作ります。クリアジェルをライナーブラシで多めにとり、ひし形の中心にポトッと落としましょう。セルフレベリング※も利用しながら、中心のぷっくり感を崩さないようにジェルを外側へ誘導します。④で描いたラインは少し残したいので、1mm程度間をあけるように意識してください。
隣同士のひし形は一気に埋めると一体化するため、離れた位置で2箇所埋めたらまとめて硬化、というやり方で進めると簡単です。マットな部分がなくなり、すべてのスペースがツヤツヤになるまで繰り返し行いましょう。
※ジェルを塗布したあと10秒ほど自然に広がるのを待ち、表面をなめらかにするやり方。
やり方⑥トップジェルを塗布する
仕上げにトップジェルを全体に薄く塗り、LED/UVライトでしっかり完全硬化させたら完成です。立体感を活かすために、トップジェルが凹みに溜まった場合は、最後にライナーブラシでサッと拭うとよりキレイに仕上がりますよ。
キルティングネイルは、厚みがある分硬化熱が発生しやすいので、数回に分けて数秒ずつ火傷に気をつけながら硬化させましょう。
コンテナ型ノンワイプトップジェル (irogel)
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キレイな透明感が魅力のノンワイプトップジェル。キルティングネイルのぷっくり感が映える仕上がりに。
【Q&A】キルティングネイルの失敗例と対処法
Photo by instagram @__nails_minette__
キルティングネイルは、ほかのネイルアートに比べるとやり方の工程や注意点が多く、やや上級者向けのデザインです。プロのネイリストさんでも習得が大変なので、少しくらい上手くいかなくても安心してくださいね。
ここからは、キルティングネイルのよくある失敗例と簡単な対処法をご紹介します。セルフネイルを本格的に仕上げたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ひし形が歪んでしまう場合
キルティングネイルのひし形が歪んでしまう場合は、ブリオンを置く位置がズレているかもしれません。まずは、以下のやり方で配置してみてください。
初心者の方は、上記のキルティングネイルの画像も参考にしてみましょう。
ブリオンの基本の配置方法
- 縦横の中心に1つ置く
- 1の真上に、延長線上に1つ置く(先端から2mm離す)
- 1の真下に、延長線上に1つ置く(根元から2mm離す)
- 1と2が中心軸のひし形になるように、左右に1つずつ置く(端から2mm離す)
- 1と3が中心軸のひし形になるように、左右に1つずつ置く(端から2mm離す)
- それぞれの間隔を微調整する
すべてのひし形の縦幅・横幅・ラインの長さが一定になると、等間隔でキレイなキルティングネイルになります。
爪の長さや幅によってバランスよく見えるやり方が異なるため、納得するまで自分に似合うデザインを探してみてくださいね。
爪のフォルムが横に広がる場合
立体感が魅力のキルティングネイルですが、やり方によっては爪の横幅が広がって見える場合がありますよね。そんなときは、サイドのひし形のクリアジェルだけ控えめにするとすっきりしたフォルムに仕上がります。
とくに丸い爪や短い爪の方は、立体感の強いキルティングネイルは不恰好に感じてしまうことも少なくないため、注意してみてください。
サイドの形が思い通りに仕上がらない場合
キルティングネイルは、膨らんだ部分の高さがバラバラになるとあまりキレイに見えません。ある程度高さを揃えた方がリアルな仕上がりにもなるため、トップジェルでコーティングする前に、爪を側面やエッジ側から見て最終チェックすることをおすすめします。高さが足りないところに再度クリアジェルを追加し、均一な立体感を目指しましょう。
ブリオンが取れてしまう場合
ブリオンが取れる場合は、ストーン等の接着に向いているビジュージェルやネイルグルーで接着するやり方がおすすめです。
それでも取れるのが心配な方やオフを簡単にしたい方は、ラメタイプのジェルでドットを書くやり方や、飾りのないシンプルなキルティングネイルでも十分可愛く仕上がります。
ネイルタウンジェル チューブ型ビジュージェル 約8g入り
¥990
●扱いやすいテクスチャー
ビジューが流れずに施術が簡単!
操作しやすいテクスチャーのため、ライトに入れるまで色んな角度から調節可能◎
●密着して取れにくい
パーツをジェルで覆う必要がなく、ストーンの輝きはそのままにガッチリ固定!
平面に並べて固定するときにも◎
チューブ型で操作性抜群のビジュージェル。必要な量を直接出せるので、ブラシ無しで使用できます。
irogel ホイップジェル ラメライン用ジェル 固形ジェル 新感覚 形状記憶(全12色)約3g入り
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ふわっと軽い不思議な質感の『ホイップジェル』よりラメライン用のジェルが新登場 ♪
ラメラインに適したライナー専用ジェル。なめらかな描き心地と1度でしっかり発色するホイップタイプな魅力です。
ぷっくり感が魅力のキルティングネイル|おすすめデザイン集
Photo by instagram @lillilly_nail
最後に、キルティングネイルのおすすめデザインをご紹介します。おしゃれで個性的なエッセンスをプラスできるキルティングネイルは、ネイル全体ではなく部分的にアクセントとして組み合わせるやり方が人気。
ベースカラーによってさまざまな雰囲気を楽しめるので、セルフネイルで取り入れたい方はチェックしてみてください。
上品な可愛さが魅力のピンクキルティングネイル
Photo by instagram @__nails_minette__
キルティングネイルとピンクでまとめて、王道の可愛らしさを追求したデザイン。シンプルにカラーを統一させながら、ツヤ・マット・透明感といろいろな要素を加えているので、上品で大人も楽しめるネイルに。
ほんのり入ったチークとキルティングネイルの組み合わせは、セルフネイルでも簡単に真似できるおしゃれなアートです。
ピスタチオカラーのキルティングネイルとゴールドがおしゃれなデザイン
Photo by instagram @__nails_minette__
やわらかな発色のピスタチオカラーを主役にしたキルティングネイルです。随所にちりばめられたゴールドが気品と高級感を与え、チェックネイルでほどよい温もりも感じられる、とても深みのあるデザイン。
こちらのキルティングネイルは、ベースカラーにマグネットアートジェルを使用しているため、光が当たると立体的な光沢がキレイに浮かび上がります。
指先をエレガントに演出するホワイトのキルティングネイル
Photo by instagram @lillilly_nail
ホワイトとゴールドの大人っぽい組み合わせに、グレーホワイトのマグネットアートネイルで奥行きを出したデザイン。キルティングネイルにはオーロラの繊細な輝きを与えることで、ちゅるんとした瑞々しい質感が強調されています。
立体感のある大きなフラワーネイルが、シンプルなキルティングネイルと相性抜群ですね。
うるうる感がキレイなくすみブルーのキルティングネイル
Photo by instagram @lillilly_nail
くすみブルーのシンプルなキルティングネイルは、絶妙な発色と透明感がキレイです。カラーの濃淡が揺らめく海のようで、不思議な引力を感じるデザインに。
デコレーションに使うゴールドをヴィンテージ感のあるくすみ系にしているのも、おしゃれに見せるポイントです。
大胆なぷっくりキルティングネイルで個性的なデザインに
Photo by instagram @lillilly_nail
ポップな立体感が特徴のキルティングネイルは、ワンポイントで手元が映えるインパクトが魅力です。ブラウン系のシンプルなスタイルに、キルティングネイルやツイード柄でトレンド感をプラス。
ほっこりとした温かみが、秋〜冬の季節にぴったりのネイルデザインですね。
上品なキルティングネイルで、セルフネイルを格上げしよう
Photo by instagram @lillilly_nail
今回は、人気のキルティングネイルのやり方や、おすすめのデザインをご紹介しました。模様の描き方やキレイに仕上げるコツを習得すると、サロンでしか実現しないと思っていたキルティングネイルも気軽に取り入れられます。
キルティングネイルが気になる方は、この機会に挑戦していつものセルフネイルをより素敵に楽しみましょう。
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